松竹大谷図書館展示企画 歌舞伎座6 月 組上燈籠『金閣寺』特別展示 開催

2026.06.03 募集ほか

松竹大谷図書館では演劇・映画の専門図書館として、その活動内容や貴重な所蔵資料を広く知らしめるため、多彩な特別展示を企画しています。
本年2 月からは、歌舞伎座1 階ロビーにおいて、歌舞伎座の上演演目にちなんだ当館所蔵資料の組上燈籠展示を開催中です。
今月6 月は、「六月大歌舞伎」『祇園祭礼信仰記 金閣寺』上演にちなみ、当館所蔵資料の組上燈籠『金閣寺』組上完成形を展示いたします。

こちらの組上は、『祇園祭礼信仰記』の四段目にあたる「金閣寺」の見どころをひとつの構図に盛り込んだ組上燈籠絵です。
組上には、天下を狙う松永大膳によって金閣寺の楼上に幽閉されている慶寿院や、名剣倶利伽羅丸を滝にかざして龍を浮かび上がらせる松永大膳、その様子をみて大膳を父・雪村の仇と察する雪姫、大膳の無理難題にも動じず機転を利かせ、手を濡らさずに井戸から碁笥を取り上げてみせる此下東吉と、それぞれの登場人物の見せ場が再現され、名場面集のようになっています。

「組上燈籠絵」とは
江戸期から昭和期まで流行したおもちゃ絵といわれる浮世絵の一種で、絵の中のパーツを切り出して貼り付け、立体に組み立てて遊ぶ、いわば現代のペーパークラフトのようなものです。 松竹大谷図書館では、このような歌舞伎にまつわる「組上燈籠絵」を160 点余り所蔵し、デジタルアーカイブで公開しています。 公益財団法人松竹大谷図書館 展示企画 歌舞伎座6 月 組上燈籠『金閣寺』特別展示 開催!

本展示を通じて、より多くの方に当館の所蔵資料「組上燈籠絵」の魅力を知っていただき、当館へ足を
運んでいただくきっかけとなれば幸いです。
歌舞伎座ご観劇の折は、ぜひ緻密な組上の世界を間近でご覧ください。

歌舞伎座6 月特別展示 組上燈籠絵『金閣寺』
◆開催期間:令和8(2026)年6 月3 日(水)~25 日(木)歌舞伎座「六月大歌舞伎」公演期間中
◆開催場所:歌舞伎座 1 階上手側ロビー ショーケース
※切符をお持ちの方のみご覧いただけます

また、当館では所蔵資料を身近に感じていただきたいとの想いから、資料をデザインに活用したさまざまなオリジナルグッズを販売しております。文庫本カバー『金閣寺・風船乗スペンサー』 は、当館のほか、歌舞伎座1 階お土産処木挽町でも発売中です。 こちらは、所蔵資料である明治24(1891)年1 月歌舞伎座公演の筋書と絵本番付をデザインに活用したオリジナルグッズです。『金閣寺』のご観劇の記念にいかがでしょうか。ぜひお手にとってご覧ください。