松竹大谷図書館 資料紹介「今月の芝居から」開催!

2025.02.03 募集ほか

松竹大谷図書館では、演劇・映画の専門図書館であることを所蔵資料により広く知らせるため、
閲覧室において、ブックトラックでの資料紹介「今月の芝居から」を開催しています。

2月は、歌舞伎座と新橋演舞場公演の関連資料を紹介します。

2月歌舞伎座は、「猿若祭」としての開催。
猿若祭は寛永元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が猿若座(後の中村座)の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まりました。
この公演にちなみ、初開催の昭和51(1976)年4月からこれまでの猿若祭プログラムを揃えています。
また今回、中村勘九郎が大河ドラマでも話題の蔦屋重三郎を演じる『きらら浮世伝』(十八世中村勘三郎が昭63〈1988〉年3月銀座セゾン劇場にて初演)台本やプログラム、舞台写真掲載誌なども席でゆっくり見ることが可能です。そのほか上演演目の台本や解説書なども。

また、有吉佐和子原作『三婆』の新橋演舞場上演にちなみ、昭和48(1973)年7月芸術座初演プログラムなどを展示し、『ふるあめりかに袖はぬらさじ』、『華岡青洲の妻』など数多くの舞台作品を遺した有吉佐和子の上演作品を特集いたします。

資料紹介「今月の芝居から」
歌舞伎座 松竹創業百三十周年「猿若祭二月大歌舞伎」『きらら浮世伝』関連資料ほか
新橋演舞場「二月新派喜劇公演 三婆」有吉佐和子上演作品特集

◆開催期間:令和7(2025)年2月3日~2月26日 平日:10~17時(土日祝日休館)
◆開催場所:演劇・映画の専門図書館(公財)松竹大谷図書館 閲覧室
◆入館無料
◆問い合わせ:公益財団法人松竹大谷図書館
〒104-0045 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア3階