小津安二郎『鏡獅子』4K デジタル修復版が東京国際映画祭にて上映決定
公益財団法人松竹大谷図書館が昨年令和4(2022)年に実施したクラウドファンディング事業により4Kデジタル修復された『鏡獅子』が、10月に開催される第36回東京国際映画祭において、初めて上映されることが決定いたしました。
本年令和5(2023)年は、世界的な映画監督・小津安二郎の生誕120年にあたることから、東京国際映画祭では小津安二郎特集が組まれます。その特集のなかで、小津監督唯一の記録映画であり、また初めてのトーキー映画でもある歌舞伎記録映画『鏡獅子』(1935・1936 年撮影/1950年再編集版)を4Kデジタル修復版として初めて上映いたします。
なお大谷図書館では、現在クラウドファンディング「【第12弾】開場100周年、大阪松竹座の歴史を紐解く資料を未来へ。」を10月25日まで実施中です。
本年は大阪松竹座開場100周年の記念すべき年にあたることから、戦前の『松竹座ニュース』など、当館が所蔵する貴重な資料を補修・デジタル化するプロジェクトに挑戦しております。