第26回ニッセイ・バックステージ賞の贈呈式が行われました

2020.11.17 襲名・昇進

11月17日(火)に、第26回ニッセイ・バックステージ賞の贈呈式が日生劇場にて行われました。

ニッセイ・バックステージ賞は、舞台芸術を裏から支え、優れた業績を挙げておられる舞台技術者、いわゆる「裏方さん」たちを顕彰する賞です。華やかな舞台の裏側で舞台づくりに不可欠な仕事をされている方に光をあて、そのご労苦に報いるとともに、後継者の人材育成のための一助になればという願いのもと、日生劇場を運営する公益財団法人ニッセイ文化振興財団によって1995(平成7)年に創設されました。

今回の受賞者には、特殊小道具製作として田中義彦氏(アトリエ・カオス)と、オペラ制作・字幕監修の杉里一氏の2名が選ばれました。田中義彦氏は1984(昭和59)年に有限会社アトリエ・カオスを設立し、スーパー歌舞伎をはじめミュージカルやコンサートなどさまざまなジャンルで特殊小道具の製作に活躍。斬新なアイデアと優れた技術で信頼されてきました。
贈呈式のあと、杉氏への祝辞が作曲家の池辺晋一郎氏より、また田中氏への祝辞が演出家の西川信廣氏よりありました。

※ニッセイ・バックステージ賞の詳細は、こちらのページをご参照ください。