幸四郎がチャップリンの四男・ユージーンさんの訪問を受けました~12月国立劇場『蝙蝠の安さん』

2019.12.12 発表・会見

 12月11日(水)『蝙蝠の安さん』の舞台を終えた松本幸四郎がチャップリンの四男・ユージーンさんの訪問を受けました。

観劇後、舞台で幸四郎と笑顔で握手を交したユージーンさん。「『街の灯』の映画を、日本の文化に移し替え、それが完全にフィットしている、本当に素晴らしかった」と挨拶。「私は舞台監督として自分のキャリアを始め、生涯を通じで立派なセットを創るのが夢でした。この歌舞伎を観て、まるで自分の夢が果たされたような気がします」。

幸四郎は「子供のころから憧れていたチャップリンが演じた役を自分ができるのは、本当にありがたいことです。実際に創る側、演じる側に立ってみて、作品の素晴らしさ、チャップリンの俳優としての素晴らしさを、改めて感じています」。「『街の灯』の奥深さ、精神やこだわりを注ぎ込みたいと思っていました。そして、何度も上演される作品となることを願っています」と答えると、ユージーンさんから「私も再演を期待しています。ぜひヨーロッパで!」とお願いされる一幕も!

公演は12月26日(木)まで。 Chaplin KABUKI NIGHTなどイベントも盛り沢山!詳しくは 特設サイトをご覧ください。