坂東玉三郎さんに世界文化賞

2019.09.19 襲名・昇進

第31回高松宮殿下記念世界文化賞の受賞者が発表され、日本俳優協会常任理事・伝統歌舞伎保存会理事の歌舞伎俳優・坂東玉三郎さんら5名が同賞を受賞することが決定しました。

世界文化賞は財団法人日本美術協会によって1988年に創設された賞で、絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の各分野で世界的に顕著な業績をあげた芸術家に毎年授与されます。歌舞伎俳優としては第7回(1995年)の六代目中村歌右衛門さん、第20回(2008年)の坂田藤十郎さんに続く3人目の受賞です。玉三郎さんは歌舞伎界を背負って立つ立女形として活躍し、海外アーティストとのコラボレーションや、演出家、映画監督など歌舞伎の枠を超えて活動していることが評価されました。
授賞式は10月16日(水)に東京・元赤坂の明治記念館で行われる予定です。

※世界文化賞の詳細および他の受賞者については、こちらのページをご参照ください。