ヒロインはいつも泣いている「女だから」悩む歌舞伎の女性たち

〈歌舞伎のヒロインたちはやっぱり、平気じゃない――私たちと同じ苦悩を抱える彼女たちに寄り添う。〉〈現代人と同じ苦悩を抱えている歌舞伎の女性キャラクター解説本。〉

歌舞伎に登場する女性キャラクターたちは、暴力、心中、別れ……など悲惨な状況に巻き込まれながらも、舞台上では優美で華やかな姿を披露し、観客の心を躍らせます。しかし、歌舞伎の型やルール、様式美を取り払って、「一人の女性」として彼女たちを見てみると、あまりにもかわいそうな境遇に、同情せずにはいられません。
本書は、男性が女性を演じる「女方」のままに女性キャラクターを見るのではなく、「物語の登場人物」として捉え直すことで、彼女たちの魅力や現代人女性との共通点を見出します。かなしくも愛おしいヒロインたちに寄り添う、歌舞伎の女性キャラクター解説本です。

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