初期歌舞伎・琉球宮廷舞踊の系譜考 三葉葵紋、枝垂れ桜、藤の花

児玉絵里子(著/文)
発行:錦正社
A5判 500ページ
定価 10,000円+税

数百年の時を超えて、今蘇る、
初期歌舞伎と近世初期絵画のこころ

郡司正勝、本田安次らの後は未着手のままであった初期歌舞伎研究に関わる初の領域横断研究。
舞踊図・寛文美人図など近世初期風俗画と桃山百双(柳橋水車図・誰が袖図)、
あるいは大津絵「藤娘」の画題解釈、元禄見得や若衆歌舞伎「業平踊」の定義などへの再考を促す、
実証的研究の成果をまとめた珠玉の一冊。

目次:
第一編 初期歌舞伎の型
第二編 初期歌舞伎の表象と絵画
第三編 琉球宮廷舞踊