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澤村 大蔵 (初代)

さわむら だいぞう
屋号紀伊国屋
伝統歌舞伎保存会会員

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プロフィール

▼立役の大ベテラン。四角い顔にぶ厚い唇、小さいがするどい目。ひと癖もふた癖もある印象的な面構えだ。鍛え抜いた実力があるので、どんな役でもさりげない存在感を見せる。『御所五郎蔵』の土右衛門の門弟や、江戸の場末の悪党役などが本役だろう。上方育ちのアクの強さが菊五郎劇団の水で洗われ、江戸の世話物の脇役をさらっと演じて古風な味がある。『実盛物語』の矢走仁惣太で、義太夫狂言の古風な小悪党を演じて、コクのある芸を見せた。博多座で『対面』の親梶原に抜擢され、蓄積した地力を見せて好演。身体に染み込んだ古風な芝居の雰囲気は、得難い魅力。時代物の敵役の武士や中間から世話物のやくざ者まで、自然な生活感が漂う。『助六』の国侍の供奴では、意外な洒落っ気を見せた。個性派である。

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経歴

芸歴:

▼昭和13年生まれ。32年関西歌舞伎で初舞台。47年11月に澤村田之助門下となり澤村大蔵と改名。平成12年1月新橋演舞場『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』の奴奈良平ほかで名題昇進。

受賞:

▼昭和43年3月国立劇場奨励賞ほか多数。平成11年第五回日本俳優協会賞。

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  • 『暫』海上藤内

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