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尾上松也さんに松尾芸能賞新人賞

第37回松尾芸能賞の受賞者7名と1団体が発表され、日本俳優協会会員・伝統歌舞伎保存会会員の歌舞伎俳優・尾上松也さんに新人賞が贈られることが決定しました。

松尾芸能賞は故・松尾國三氏が昭和54(1979)年に設立した財団法人松尾芸能振興財団(現・公益財団法人)が創設したもので、日本の伝統ある劇場芸能を助成し、文化・芸能の保存、向上に寄与した人に贈られる賞です。松也さんは近年『寿曽我対面』の曽我五郎など大役に次々と起用され、「新春浅草歌舞伎」や平成26年の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」などで中心メンバーの一人として活躍。蜷川幸雄演出『騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談』やミュージカル『エリザベート』などの歌舞伎以外の舞台にも積極的に出演し、花形スターの地位を確立したことが贈賞理由となりました。
他に歌舞伎関係では、長唄唄方の杵屋勝四郎さんに優秀賞、主に歌舞伎の絵看板を手掛ける浮世絵師の鳥居清光さんに特別賞が贈られます。

贈呈式は3月29日(火)午後6時より、東京・内幸町の帝国ホテルで行われる予定です。

※賞の詳細や他の受賞者についてはこちらのページをご参照ください。