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名題適任証授与式を行いました

【写真上】歌舞伎座での授与式(前列左より安孫子正松竹株式会社副社長・坂田藤十郎日本俳優協会会長、後列左より中村福之助・中村橋之助・尾上音一朗・中村橋弥・中村福緒・中村京珠・中村児太郎・中村虎之介)

日本俳優協会は11月17日(金)に歌舞伎座にて、12月10日(日)にロームシアター京都にて名題適任証授与式を行い、第21回名題資格審査で名題適任と認められた会員に名題適任証を授与しました。授与式では合格者一人ずつに坂田藤十郎会長から適任証が手渡され、歌舞伎座では松竹の安孫子副社長から、ロームシアター京都では中村梅玉財務理事から、それぞれお祝いの言葉が贈られました。

名題資格審査は、歌舞伎俳優が名題俳優(名題役者ともいう)になる資格を得るための審査で、名題試験とも呼ばれます。この試験に合格して「名題適任証」を取得した上で、諸先輩やご贔屓、松竹株式会社など関係方面の賛同を得て、名題昇進披露を行った俳優が名題俳優となります。
今回の名題資格審査は、8月28日(月)に歌舞伎座稽古場で筆記試験、9月26日(火)に歌舞伎座稽古場で実技試験が行われました。日本俳優協会役員などで構成された審査員による厳正な審査の結果、下記の12名(五十音順、敬称略)が名題適任と認められ、このたび適任証が授与されたものです。

 尾上音一朗
 片岡當吉郎
 中村梅丸
 中村翫政
 中村京珠
 中村児太郎
 中村鶴松
 中村虎之介
 中村橋之助
 中村橋弥
 中村福緒
 中村福之助

※名題と名題下について、詳しいことは こちらのページもご覧ください。

【写真下】ロームシアター京都での授与式(前列左より中村梅玉日本俳優協会財務理事・坂田藤十郎会長、後列左より片岡當吉郎・中村梅丸・中村鶴松・中村翫政)