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書籍・DVD情報

音で観る歌舞伎 舞台裏からのぞいた伝統芸能

八板賢二郎 新評論
縦18.9cm×横13cm 本文263p
2009年11月10日発行 定価¥2,800(税別)

裏方の悪戦苦闘を知ると、歌舞伎はもっと面白くなる
「座元と役者と観客が喜ぶ作品」(河竹黙阿弥)はこうして生まれている!

初めて伝統芸能を観るときは子どもになろう!

切符の買い方が分かれば十分で、払った入場料の元を取ろうなどとは思うべきでない。そのためにも、一番安い席を求めることをおすすめする。初めからストーリーなどは気にしないで、きれいな衣裳と心地よい音を堪能して「面白い!」を発見すればよい。(中略)芸能はしょせん娯楽、学問でも教養でもないのだ。伝統芸能をことごとく難しくしてしまうような書籍には目もくれず、一人の見物人として劇場を訪れるのが一番。そこで「面白い!」が見つかれば、結果的にもっと学びたくなって知識が広がっていくものだ。(「口上」より)