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昭和42年より、高校生を中心に若年層への歌舞伎普及のために毎年国立劇場で開催されている「歌舞伎鑑賞教室」の来場者が、7月10日（火）600万人に達し、 7月歌舞伎鑑賞教室『日本振袖始(にほんふりそではじめ) 』終演後、舞台上で記念セレモニーが行われました。

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記念の600万人目となったのは鎌倉女子大学高等部の生徒さん。登壇した代表の生徒の方々に、中村時蔵と中村錦之助から記念品が贈呈されました。

代表の生徒の方が「初めて歌舞伎を鑑賞しましたが、その迫力に圧倒されました。これからも日本の伝統芸能に触れていきたいと思います。」と感想を述べ、続いて中村時蔵が「私たちは舞台の上で、命を懸けて歌舞伎を勤めており、今日初めて歌舞伎を観た方も多いと思いますが、また歌舞伎をぜひ観に来てください。」さらに、中村錦之助が「本日、素戔嗚尊を勤めましたが、なにもヒーローは“アベンジャーズ”ばかりではありません。日本にもこういったヒーローがいます。これからも歌舞伎をご覧くださいね。」と挨拶しました。