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菊五郎、時蔵、松緑、菊之助が鏡開き~国立劇場「初春歌舞伎公演」


 1月3日(火)国立劇場初春歌舞伎公演『 通し狂言 しらぬい譚(しらぬいものがたり)』の初日、開演前の劇場ロビーで恒例の「鏡開き」が行われ、朝早くから詰めかけた沢山のお客様の前で、尾上菊五郎中村時蔵尾上松緑尾上菊之助が意気込みを語りました。

【尾上菊五郎】
 50周年の国立劇場お正月芝居は『しらぬい譚』。序盤から大詰めまで、お正月のおせち料理のように、いろいろなものが出てまいります。どうかお正月歌舞伎を堪能していただいて、楽しんでいただきたいと思っております。

【中村時蔵】
 今回は、「早替り」「宙乗り」「屋台くずし」など、歌舞伎独特の手法がふんだんに盛り込まれておりますが…残念ながら私はそういう場面に一つも出ておりません。他の部分で一所懸命勤めておりますので、どうぞ楽しんで観ていただきたいと思います。

【尾上松緑】
 昨年のお正月は歌舞伎座に出演しておりましたので、国立劇場でのお正月は、一昨年の『南総里見八犬伝』以来、2年ぶりの出演になります。非常に盛りだくさんの内容で、ボリュームいっぱいになっておりますので、皆様最後まで楽しんでいただけたらと思います。

【尾上菊之助】
 先ほどから樽酒のいい香りが鼻にプ~ンと来まして、はやくこれを皆様に飲んでいただき、正月気分を味わっていただき、そしてこの通し狂言をぜひ楽しんでいただきたいと思っております。本年もよろしくお願いいたします。