Home > トピックス一覧 > 国立劇場初春歌舞伎公演『通し狂言 しらぬい譚』初日を前に舞台稽古が行われました

トピックス

国立劇場初春歌舞伎公演『通し狂言 しらぬい譚』初日を前に舞台稽古が行われました


 国立劇場開場50周年記念 初春歌舞伎公演は、『 通し狂言 しらぬい譚(しらぬいものがたり)』の上演です。尾上菊五郎が鳥山豊後之助、中村時蔵が鳥山家の乳母秋篠、将軍足利義輝、尾上松緑が鳥山秋作、尾上菊之助が大友若菜姫を勤める、お正月らしい華やかな舞台。公演に先立ち舞台稽古が公開されました。

【尾上菊五郎】
 皆様明けましておめでとうございます。いつもの一座で、気心も知れているので、とても楽しくやらせていただいております。宙乗りも2度ありますし、蜘蛛の妖術、化け猫もあり、いろいろと、お客様に喜んでいただけると思います。初春らしい、とても明るく、また豪快な芝居を、ぜひご観劇いただきたいと思っております。

【中村時蔵】
 国立劇場開場50周年記念の初春歌舞伎公演、大変面白く仕上がっておりますので、ぜひとも劇場にお運びください。皆様に楽しんでいただけるような芸ができるよう、一所懸命努力したいと思っております。

【尾上松緑】
 立廻りがあり、宙乗りがあり、たっぷりお芝居するところがあり、凝縮された舞台ですので、幕が開いてから、最後に幕がしまるまで全てがみどころ。まずは、明日の初日をお客様に喜んでいただけるように、懸命に舞台を勤めたいと思います。

【尾上菊之助】
 このお正月を国立劇場で迎えられますこと、本当に嬉しく思います。高いところはあまり得意なほうではないのですが、お正月らしい宙乗り、華やかな舞台になるよう、心がけたいと思います。


化け猫との立廻り、筋交いの宙乗りなど、スペクタクルな舞台は必見!