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二代目喜多村緑郎が、初日劇場前でご挨拶・鏡開きを行いました~新橋演舞場「九月新派特別公演」

 9月新橋演舞場(9月1日~11日)大阪松竹座(9月17日~25日)で上演される「九月新派特別公演」において、今年1月劇団新派に入団した市川月乃助が、新派の名優喜多村緑郎の名跡を二代目として襲名します。9月1日、公演の初日を記念し、新橋演舞場劇場前において、幹部俳優によるご挨拶、鏡開き、手締めが行われました。

 まず初めに水谷八重子が「新橋演舞場での公演は11日まで。昼夜違う出し物ですから、どうぞ全部観ていただきたい」、続いて波乃久里子が「このように皆様にお越しいただき、喜多村緑郎さんの大変に良い門出となります」と挨拶。

 続いて、市川猿弥が「おめでたい舞台に少しでも花を添えられるよう、頑張って勤めます」、市川春猿は「30年間苦楽を共にしてきた月乃助さんが二代目喜多村緑郎を襲名される、私もぜひお力添えをと思い出演させていただきました。一生懸命勤めます」。


 尾上松也は「母、祖父、父もお世話になり、ご縁とゆかりを感じている新派に出演でき、ありがたく思っています。この度、私の妹の春本由香が新派に入団させていただきました。一緒に演舞場に出演できることを大変嬉しく思っています」。

 続いて春本由香が「おめでたい襲名公演で初舞台を踏ませていただきます。これから精進して参ります」。さらに瀬戸摩純が「『振袖纏』で松也さんと夫婦をやらせていただきます。素敵な作品ですので、ぜひ皆様に観ていただきたい」と挨拶しました。


 最後に、市川月乃助改め二代目喜多村緑郎が人力車に乗って登場!「いよいよ本日から喜多村緑郎先生のお名前を襲名させていただきます。特別な日に、このように大勢の方に集まっていただき、こんなに嬉しいスタートをきることができ、一生思い出に残る一日となりました。どうか二代目喜多村緑郎を末永くよろしくお願い申し上げます」と挨拶をすると、「緑屋!」のかけ声とともに、集まったお客様から大きな拍手が贈られました。