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国立劇場歌舞伎公演 今後の予定が発表になりました~国立劇場開場50周年 記念事業発表記者会見

平成28年9月から平成29年3月にかけて行われる「国立劇場開場50周年 記念事業」の概要が発表され、平成28年10月・11月・12月は、3か月にわたる『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』全段の上演、平成29年初春歌舞伎公演では『しらぬい譚(仮題)』が上演されることが決定しました。

昭和61年の開場20周年記念公演以来となる『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』全段上演。
10月はものがたりの発端から、塩冶判官の刃傷と切腹を経て、由良之助が討入りの決意を固めるまでの「大序」から「四段目」まで。大星由良之助を松本幸四郎、塩冶判官を中村梅玉が勤めます。
11月は早野勘平と恋人おかるの悲劇と、討入りの機会を窺う大星由良之助の苦衷を描いた「五段目」から「七段目」。また、清元の舞踊「道行旅路の花聟」が勘平とおかるの悲劇の序章として上演されます。配役は早野勘平を尾上菊五郎、大星由良之助を中村吉右衛門
12月は塩冶浪士の討入りを陰から支えた人物たちのドラマと、浪士たちの悲願達成となる討入りまでの「八段目」から「十一段目」を上演。加古川本蔵を松本幸四郎、大星由良之助を中村梅玉が勤めます。

平成29年初春歌舞伎公演は『通し狂言 しらぬい譚(仮題)』。昭和52年3月国立劇場で復活上演した『志らぬひ譚』から40年。その作品を参照し、原作から新たに台本を作成しての上演となります。スペクタクルな要素を盛り込み、歌舞伎ならではの娯楽性に富んだ華やかな舞台が、尾上菊五郎の鳥山豊後之助ほかの配役で上演されます。

なお、平成29年3月にも歌舞伎公演が予定されています(詳細未定)。
国立劇場での歌舞伎公演や詳細については、歌舞伎 on the webで引き続き紹介していく予定です。お楽しみに。

※国立劇場開場50周年記念事業や公演情報については「国立劇場開場50周年記念サイト」をご覧下さい。