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菊五郎、時蔵、菊之助が鏡開き~国立劇場「初春歌舞伎公演」


 1月3日(日)国立劇場初春歌舞伎公演『 通し狂言 小春穏沖津白浪-小狐礼三-(こはるなぎおきつしらなみ こぎつねれいざ)』の初日、開演前の劇場ロビーで恒例の「鏡開き」が行われ、朝早くから詰めかけた沢山のお客様の前で、尾上菊五郎中村時蔵尾上菊之助が意気込みを語りました。

【尾上菊五郎】
 皆様あけましておめでとうございます。今年もまた、国立劇場にて初春のお芝居をさせていただけるというのは誠にありがたく、これもひとえに皆様方のご支援のおかげと厚く御礼申し上げます。
 今月ご覧頂く『小春穏沖津白浪-小狐礼三-』、14年前からの再演ではございますが、私も知恵を絞りまして、パワーアップをして、お正月らしい明るいお芝居に仕上げたつもりでございます。どうか序幕から大詰まで、存分に楽しんでいただきたいと思っております。


【中村時蔵】
 例年どおり、国立劇場初春歌舞伎公演で一年の幕を開けることができますことを、本当に嬉しく思っております。また例年以上に初日から大勢の方にお運びくださいまして、本当にありがとうございます。
 私だけなぜか14年前と同じ役なのですが、また一から船玉お才という役を創り上げたところでございます。きっと楽しんでいただけると思いますので、どうぞゆるゆるとご高覧賜ればと思っています。


【尾上菊之助】
 今年もお正月を国立劇場で迎えさせていただきまして、本当にありがたく思っています。
 新年あけまして、とても嬉しいニュースが飛び込んで参りました。我が母校の青山学院大学が箱根駅伝の往路で優勝いたしました。今も復路で順調にトップを走っております。その興奮にあやかって、今年の抱負「明るく楽しく」舞台を勤めて参りたいと思います。どうぞ一年間宜しくお願い致します。



「国立劇場開場50周年記念ロゴマーク」も発表になりました!