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菊之助が舞台の安全と成功を祈願~1月国立劇場『通し狂言 小春穏沖津白浪-小狐礼三-』


 1月国立劇場『 通し狂言 小春穏沖津白浪-小狐礼三-(こはるなぎおきつしらなみ こぎつねれいざ)』で小狐礼三を勤める尾上菊之助が、舞台となる赤坂・日枝神社を訪れ、舞台の安全と成功を祈願しました。

【尾上菊之助】
 私ども音羽屋と縁の深い、河竹黙阿弥の生誕200年という記念の年のお正月に、この作品を上演できることを嬉しく思います。14年前、父が演じた小狐礼三に負けず、粋でかっこいい男になるよう勤めたいと思っています。舞台の山場となる立廻りはこの日枝神社で行われます。今回は舞台いっぱいに鳥居を敷き詰め、その上を縦横無尽にかけ回り、よりアクロバティックなものになるような工夫を考えています。

 先ほど、皆が怪我無く健康に、初日から千穐楽まで勤められるよう、また来年一年が今年以上にすばらしい年になるように祈願させていただきました。お正月はやはり特別です。初日には「鏡開き」もあります。お芝居を楽しんでいただくと同時に、お正月を楽しく、また一年間健康に過ごしていただきたいという思いを込めて私どもも舞台を勤めます。とても華やかでお正月の気分を楽しんでいただける演目です。ぜひ劇場にお越しください。



日枝神社本殿での舞台安全成功祈願