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片岡仁左衛門さんが重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されます

7月17日(金)、文部科学省の文化審議会は、重要無形文化財保持者(各個認定)いわゆる人間国宝に、日本俳優協会常任理事・伝統歌舞伎保存会理事の歌舞伎俳優・片岡仁左衛門さんら4人を認定するよう文部科学大臣に答申し、仁左衛門さんは重要無形文化財「歌舞伎立役」の保持者として認定されることになりました。

「歌舞伎立役」としては、現在は坂田藤十郎さん、尾上菊五郎さん、中村吉右衛門さんが認定されており、現保持者に加えて認定されます。「上方和事や義太夫狂言における実事をはじめとして、江戸歌舞伎や新歌舞伎の役々に至るまで歌舞伎立役の幅広い役柄に長じ、伝統的な歌舞伎立役の技法を高度に体現している。また、斯界の要職を歴任して歌舞伎の振興発展に貢献するほか、後進の指導・育成にも尽力している」ことが認定の理由となりました。