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猿之助、宙乗り600回を達成!~明治座 十一月花形歌舞伎


 市川猿之助が9日、「 明治座 十一月花形歌舞伎」夜の部の『四天王楓江戸粧(してんのうもみじのえどぐま)』で、宙乗り600回を達成しました。

【市川猿之助】
 1985年10月、9歳で初めて宙乗りをして以来、本日で600回を達成いたしました。本当は500回のときに会見をしたかったのですが、気づいたときには500回を過ぎていて・・・(笑)。幸いなことに大きな事故もなく勤めさせていただいたというのもスタッフのおかげ、怪我もなくできて嬉しく思っています。

 おじの猿翁から「宙乗りは“宙吊り”になってはいけない、あくまで宙を歩くように」「ワイヤーを隠してはいけない。あくまで江戸の精神で、イリュージョンにならないように」そして、長袴の中の足の動きなどの秘伝も教えていただいています。おじは宙乗りを5000回以上行って、ギネスブックにも掲載されていますから、それを目指していきたいと思っています。

 宙乗りはあまり長くても冷めてしまうし、早すぎてもいけないので、「秒数」というのを非常に大事にしています。『四天王楓江戸粧』では2回飛びますから、2度目はさっさと入るように・・・(笑)。一番の宙乗りは、やはり『ヤマトタケル』ですね。鳥で昇天していくのは、本当に気持ちがいいです。