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常磐津英寿さんが文化功労者に

平成26年度の文化功労者が発表され、歌舞伎の関係者では常磐津節三味線方の常磐津英寿さんが文化功労者に選ばれることが決定しました。常磐津節の伝統継承に尽力し、創作曲も数多く発表したことが評価されました。

【略歴】
昭和2年生まれ。7年叔父・四世常磐津八百八に常磐津浄瑠璃を、父・三世常磐津文字兵衛に常磐津三味線を習う。16年4月初舞台。19年4月明治座『二人袴』の三味線で歌舞伎の初舞台。35年四世常磐津文字兵衛を襲名。平成8年常磐津英寿と改名。
常磐津節保存会名誉顧問。平成元年紫綬褒章。4年重要無形文化財保持者(人間国宝)。6年日本芸術院会員。9年勲三等瑞宝章。

また文化勲章受章者も発表され、人形浄瑠璃文楽大夫の竹本住大夫さんが同章を受章することが決定しました。

文化功労者の顕彰式は、11月4日(月)に東京都内のホテルで行われます。