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国立劇場「歌舞伎鑑賞教室」来場者550万人達成記念のセレモニーが行われました

昭和42年より、高校生を中心に若年層への歌舞伎普及のために毎年国立劇場で開催されている「歌舞伎鑑賞教室」の来場者が、7月7日(月)550万人に達し、7月歌舞伎鑑賞教室『 傾城反魂香』終演後、舞台上で記念セレモニーが行われました。

記念の550万人目となったのは日本大学藤沢高等学校の皆さん。登壇した代表の生徒の方々に感謝状と、中村梅玉中村魁春から記念品が贈呈されました。

代表の生徒の方が「初めて歌舞伎を鑑賞しましたが、とても素晴らしかったです。次は祖父母と一緒に観に来たいと思います。」と感想を述べ、続いて中村梅玉が「歌舞伎は日本の誇る伝統文化です。こうして日本の文化を知ることは、皆さんが大人になって国際的に活躍するときに、とても大事な経験となることでしょう。私たち俳優の使命は、先輩が育ててくれたものを伝えていくことです。その為に一番大切なのは、何よりもお客様、皆様がいらしてくれなければ、私たちの舞台は成り立ちません。この機会に、後輩たちにもこうした文化があるということをお伝えいただければ、私たちの励みになります。」と挨拶を行いました。